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甲子園が中止?その理由は?過去にも開催されなかった?

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甲子園

世界でも混乱を招いている、コロナウィルス。

アメリカや中国、ヨーロッパは経済的に大打撃を受けていることは、ニュースでも報道されています。

日本も例外ではなく、緊急事態宣言が出され、5月の末までと延長も発表され、今後も見通しがついていません。

経済的にも、日本ではかなりのダメージを受けており、イベント業はほぼ全滅となっています。

他にも、中総体や高総体も中止。

3年間頑張ってきた生徒たちは、練習の成果も出せないまま部活動を引退してしまうことになりました。

春の選抜も中止になり、夏の甲子園までもが中止になってしまいました。

今回は、甲子園が中止になった理由について解説していきたいと思います。

甲子園が中止?その理由は?

毎年、盛り上がる日本の風物詩ともいえる『甲子園』。

 

春の選抜大会にも続き、夏の甲子園までもが、開催中止となってしまいました。(2020年5月20日現在。)

甲子園が開催中止の理由としましては、以下が上げられています。

  • 大人数の選手の移動(関係者も含めて)に、宿泊による感染リスクの上昇。
  • 自粛要請していた期間が長く、生徒も部活動ができなかったため怪我のリスクが考えられる。
  • 緊急自体宣言により、学校の開校が遅れたため、夏休みの短縮によるスケジュールの問題。
  • 開催するに当たっても無観客試合となるため、赤字となってしまう。

(大会を運営する、高野連朝日新聞社約4億円の赤字となってしまう。)

 

しかし、夏の甲子園を開催中止にした場合、経済的な損失は約672億4415万円と予想されます。

経済的な損失の理由としましては、以下の理由が上げられます。

  • 選手の宿泊施設の利用が無くなる。
  • 交通機関の利用者減。
  • 甲子園の売り上げ(チケット代、グッズ代、飲食代など)が0。
  • 雑誌の販売やテレビ放送の中止。

他にも様々な理由がありますが、大きな損失は4つが上げられると考えられます。

甲子園がどれだけ、日本で人気であり、経済効果をもたらしていたことがわかります。

甲子園の開催をきっかけに、日本を活気づけられる思っていたのですが非常に残念です。

 

過去に甲子園が開催されなかった?

過去に、甲子園は中止になってしまいました。

甲子園が中止になったことは、歴史的に見てもかなり珍しいケースです。

甲子園が中止になるのは、79年振りの出来事となります。

なぜ中止になったのか?解説していきたいと思います。

最初に甲子園が開催されなかった年は、1918年の第4回大会です。

このときは、米騒動が起きた年になります。

米騒動とは、1918年に米の値段が高騰し、流通が滞ったため、貧困層の人達が米を入手するのが困難になり、暴動が起こるようになった出来事。)

米騒動のため日本は内乱状態であり、野球ができる環境ではありませんでした。

非常に治安が悪かったため、開催中止となりました。

 

1941年から1945年の5年間は、甲子園が開催されませんでした。

1941年は地方大会が開催され、大会数としては数えられていますが、甲子園は開催されていません。

理由としましては、第二次世界大戦の真っ只中だったため、甲子園を開催する余裕はありませんでした。

(甲子園では8月15日の終戦記念の日に、球場全体で黙祷をしている。)

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どちらとしましても、国の争いの中で無くなってしまったことが原因でした。

しかし、今回のように春の選抜と夏の大会が無くなったのは史上初の出来事になります。